ヴィンテージ物
ヴィンテージ物を良いコンディションで保管できれば、将来的に価値が下がりにくくて更なる価格高騰も狙えます。
買い値が割高であっても将来における換金性の高さを考慮すれば、お得な買い物になるケースが多いです。
ただし高く売ろうとするには時間を要するので、貯金がない状況でヴィンテージ物による実物資産で資産形成するのはおすすめできません。
ファッションアイテム

ヴィンテージ物を買って資産形成したい方におすすめなのが、ファッションアイテムです。
洋服、デニム、バックなどのヴィンテージ物はコレクターが多く、メルカリなどで売りやすいメリットがあります。
状態によって価値を大きく下げてしまう要素が強いため、フリマアプリやネットオークションへの出品はコツがあります。
高級腕時計

ロレックスなど高級腕時計のヴィンテージモデルが価格高騰しています。
今後も価格高騰を続けていく見込みで、引き出しの中などで比較的簡単に保管できます。
ヴィンテージ物の高級腕時計は自動巻きが主流で、3~5年に一度のペースでオーバーホールをしないといけません。
腕時計のオーバーホール費用は構造によって3~7万円ほどですが、サビなどがなければオーバーホールをしていなくても高値水準の商品価値を維持できます。
ヴィンテージ家具

主に30~100年前に製造されたシンプルな家具をヴィンテージ家具と呼びます。
販売価格は高いですが、再販時は輸送や在庫場所のコストが高いため業者の買取価格が低めです。
カビや色褪せで価値が大きく下げてしまうので、適切な方法で小まめに手入れをしておかないと価値が下がってしまいます。
家具は日常的に使うもので、汚れがつかない環境で保管するのが難しいアイテムです。
将来的に資産を増やす目的でヴィンテージ家具を買う行為はおすすめできません。惚れ込んで長く使い続ける決意をして購入することをおすすめします。
ヴィンテージカー

人気が高い車種のヴィンテージカーは価格上昇を続けています。
時間が経過するほど希少性が高まるので、今後も緩やかに価格高騰が続いていくでしょう。
商品価値自体は上昇していきますが、メンテナンス費用などの維持費が高額です。
ヴィンテージカーについても趣味の延長で購入する必要があり、小まめな手入れを心がけないといけません。
事故や故障で価値が急落するリスクがありますが、ヴィンテージ物の中では将来的な売却益を狙いやすいアイテムです。
オールドヴィンテージワイン

一般的なオールドヴィンテージワインの定義は原料になるブドウを収穫した時期から10年以上経過しているものです。
熟成されて深い味わいになるため、コアなファンがたくさんいます。
安定した高値で流通していますが、保管状態によって品質が変わるため一度個人の手にわたった商品は再販価格・買取価格が低くなる傾向があります。
当然ですが飲んでしまえば価値がなくなるため、将来的な資産形成を目的に購入するアイテムではなく、他のヴィンテージ物に比べて換金性が低いです。
ヴィンテージ物は全体的に古いほど価値が高いですが、ワインは当たり年とハズレ年があり、古くなりすぎると飲み頃のピークを過ぎて味が落ちてしまいます。
長期保管しても価値が上がらない商品が多いので注意してください。
気持ちが満たされる
ヴィンテージ物を購入したり保有したりするメリットは、気持ちが満たされることです。
眺めて楽しめるのがヴィンテージ物の魅力であり、好きでもないのに資産形成だけを目的にヴィンテージ物を購入するのはおすすめできません。
好きな物だからこそ、小まめに手入れするなど綺麗で商品価値が高い状態を維持できます。
買う時は高額ですが、良いコンディションをキープすれば高値で売って換金することが可能です。
ただしヴィンテージ物は業者の買取価格と販売価格の差が大きいので、売る時に思ったよりも低くなってしまうケースが多いです。
メルカリなどを活用した個人売買をする場合も、買い手がつかずに時間がかかりやすいので注意してください。
趣味の一環としてヴィンテージ物を購入して保有する喜びを噛みしめられる人は、収入に応じて無理をしない範囲でヴィンテージ物のコレクションを楽しみましょう。